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よくある質問

よくあるご質問

患者さまから日々いただくご質問の中から、特に多いものをまとめました。気になる項目から、お読みください。記載のないご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

歯周病治療のQ&A

Q.歯周病とは、どんな病気なのですか?

歯周病は「歯を支える骨が溶けてしまう病気」です。歯と歯肉の境目にたまった歯垢(プラーク)の中の細菌が、歯の根に沿って侵入し、歯を支える骨を少しずつ溶かしていきます。最終的には、歯がぐらついて抜け落ちてしまうこともあります。

歯肉だけに炎症がある状態を「歯肉炎」、歯を支える組織全体まで炎症が広がった状態を「歯周炎」と呼びます。歯周病は「沈黙の病」とも呼ばれ、初期にはほとんど自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまうことがよくあります。

Q.歯周病はどうやって治すのでしょうか?

歯周病で一度溶けてしまった骨は、自然に元に戻すことができません。そのため、これ以上悪化させないことが治療の最大の目的になります。

歯周病の原因は、何よりも歯垢(プラーク)です。歯垢の中の細菌をいかに減らしていくかが、治療のポイントになります。歯科医院での専門的なクリーニングに加えて、毎日のブラッシングでこれ以上細菌を増やさないことが、何よりも大切です。

根管治療のQ&A

Q.根管治療はどれくらい痛いですか?

「神経を取る治療」というイメージから、痛みを心配される方が多くいらっしゃいます。神経が生きている状態では、麻酔をしっかり効かせて処置を行いますので、治療中の痛みはほとんど感じません。神経がすでに死んでいる場合は、痛みを感じる組織自体がないため、麻酔なしでも処置が可能です。

ただし、治療後数日のあいだは、違和感や軽い痛みが出ることがあります。通常は3日ほどで落ち着きますが、痛みが長引いたり、徐々に強くなったりする場合は、お早めにご相談ください。

Q.根管治療を途中でやめてしまった歯があります。治療してもらえますか?

はい、対応いたします。

根管治療を中断したまま放置していると、根管内に細菌が入り込み、感染が進んでしまうことがあります。痛みや腫れの原因となるだけでなく、最悪の場合は抜歯につながることもあります。

すでに途中までの処置が行われている歯でも、改めて根管内の状態を確認し、洗浄・消毒からやり直すことが可能です。「他院で途中まで治療してそのままになっている」という方も、安心してご相談ください。

予防歯科のQ&A

Q.歯が痛くなくても歯医者に通ったほうがいいの?

はい、痛みがなくても、定期的にお越しいただくことをおすすめします。

虫歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。「痛みが出てから受診」では、すでに歯のダメージが大きく、削る量や治療回数が増えがちです。定期検診で早く変化を見つけられれば、最小限の処置でお口の健康を守ることができます。

一生ご自身の歯で過ごしていただくためにも、痛くなる前のメンテナンスを続けていただくのが理想です。

Q.毎日の歯磨きだけでは虫歯や歯周病は予防できないの?

毎日の丁寧なブラッシングは予防の基本であり、とても大切です。ただし、どんなに丁寧に磨いていても、歯と歯のあいだ、歯と歯肉の境目、奥歯の溝など、歯ブラシでは届きにくい場所が必ず残ってしまいます。

そこに残った汚れは、時間とともに硬い歯石へと変化し、ブラッシングでは取り除けなくなります。歯石は虫歯や歯周病の原因になるため、ご自宅でのケアに加えて、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。

小児歯科のQ&A

Q.何歳くらいから通い始めたらいいですか?

歯医者デビューは、1歳ごろからをおすすめしています。前歯が生えそろい、奥歯も顔を出しはじめる時期で、虫歯予防の習慣をスタートさせるのに最適なタイミングです。

最初は診療チェアに座るだけ、お口を「あー」と開けるだけでも大きな一歩です。「歯医者は怖くないところ」とお子さまに感じていただくことが、これから長く続くお口のケアの土台になります。「まだ早いかな」と思われても大丈夫です。検診のついでに、保護者の方からのご相談だけでも歓迎しております。

Q.乳歯は虫歯になりやすいって本当ですか?

本当です。

乳歯のエナメル質(歯の表面)は永久歯の半分ほどの厚みしかなく、酸への抵抗力も弱いという特徴があります。そのため虫歯になると、永久歯よりも一気に進行してしまうのが特徴です。生えたばかりの永久歯も歯質が未成熟で、生えてから数年は虫歯になりやすい状態が続きます。

お子さまの時期は、定期的なフッ素塗布や歯科でのチェックで、虫歯になりにくいお口を育てていくことが大切です。

Q.永久歯に生え替わる時に歯並びは改善されますか?

「乳歯のうちは歯並びが多少悪くても、永久歯になればきれいに並ぶ」と思われている方もいらっしゃいますが、実際にはそう単純ではありません。

乳歯の時期に歯並びが乱れている場合、その原因(顎の発育不足、舌の癖、指しゃぶり、口呼吸など)が解消されないまま永久歯に生え替わると、永久歯も同じように歯並びが乱れてしまうことがほとんどです。

お子さまの時期は、顎の成長を利用して歯並びを整えやすい大切なタイミングです。気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

審美歯科のQ&A

Q.審美治療とは何ですか?

審美治療とは、歯科本来の機能(よく噛めること)を回復させるだけでなく、美しさと自然な口元をつくることまでを含めた、総合的な歯科治療のことです。

「歯の色が気になって人前で笑えない」「銀歯が見えるのが恥ずかしい」と感じていらっしゃった方が、審美治療を受けたあとで見違えるように自信を取り戻されるケースは少なくありません。口元のお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

Q.審美治療に保険は適用されますか?

審美治療は、使用する素材によって保険適用となる場合と、保険適用外となる場合があります。

保険適用のレジン(プラスチック)や金属に比べると、保険適用外のセラミックは、美しさ・透明感・耐久性のいずれにおいても優れています。長く美しい状態でお使いいただきたい場合は、セラミック治療をおすすめしています。ご予算や仕上がりのご希望に合わせて、最適な治療法をご一緒にお選びします。

Q.銀歯を目立たなくする方法はありますか?

はい、可能です。

銀歯の詰め物・被せ物を一度はずし、白く透明感の高いセラミック素材につけ替えることで、自然な歯の色合いに近づけることができます。お話したり笑ったりしたときに金属が見えるのが気にならなくなり、見た目だけでなく、金属アレルギーや歯肉の変色のご心配からも解放されます。

Q.セラミックは変色しませんか?

セラミックは陶材の一種で、食器などに使われている素材と同じ性質を持っています。水分の吸収がほとんどないため、長期間使っても変色せず、歯本来の白さを保ち続けることができます。

また、セラミックは天然の歯にもっとも近い色調と透過性を再現できるため、自然な仕上がりをご希望の方におすすめしています。

入れ歯のQ&A

Q.入れ歯を目立たなくしたいです。

当院でお取り扱いしているノンクラスプデンチャーは、金属のバネ(クラスプ)を使わない部分入れ歯で、目立ちにくいのが大きな特徴です。装着しても周囲の方に気づかれることはほとんどありません。「金属のバネが見えるのが気になって、笑えなくなってしまった」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

Q.入れ歯は保険が適用されますか?

はい、保険が適用される入れ歯もあります。

初めて入れ歯を作る場合は、いきなり自費の入れ歯を選ぶよりも、まず保険適用の入れ歯から始めることをおすすめしています。実際、保険の入れ歯でも問題なく長くお使いになっている方も多くいらっしゃいます。そのうえで、見た目や噛み心地に物足りなさを感じる部分があれば、自費の入れ歯への切り替えをご検討いただくのもよいでしょう。

Q.入れ歯はどれくらい使い続けられますか?

入れ歯は永久的なものではなく、徐々に摩耗したり欠けたりして、いずれは作り直しが必要になります。個人差はありますが、おおむね4〜5年が目安です。

きちんと保管してお手入れを丁寧に続けていただければ、より長くお使いいただけることもあります。残っている歯を守るためにも、入れ歯をお使いの方も定期的な検診をおすすめしています。

Q.入れ歯を長期間使っているうちにズレてきました。どうすればよいですか?

部分的な調整・修理で改善できる場合もあれば、作り直しが必要になる場合もあります。

ズレた状態で使い続けると、歯肉に炎症が起きたり、噛み合わせの不調から顎関節症につながったりする可能性があります。違和感を覚えたら、できるだけ早めに当院までご相談ください。

ホワイトニングのQ&A

Q.ホワイトニングは痛くないですか?

歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)では、専用の機器と薬剤を使用するため、痛みが出ることはほとんどありませんが、人によっては施術中にしみることがあります。ご自宅で行うホームホワイトニングでも、まれに知覚過敏(歯がしみる症状)が起こることがありますが、一時的に使用を中断することで症状はおさまります。

施術後に軽い違和感を感じることがあっても、短時間で落ち着くことがほとんどです。

Q.ホワイトニングは安全ですか?

ホワイトニング剤は、海外でも安全性が広く確認されている素材です。歯のエナメル質を傷つけることなく、内側からきれいにすることができます。施術前にお口の状態をしっかり確認し、適切な薬剤と方法をお選びしますので、安心してお任せください。

Q.歯の白さはどうしたら保てますか?

ホワイトニングで白くなった歯も、加齢や食生活、喫煙などの影響で、時間とともに少しずつ色が戻っていきます。白さを長く保つためには、

  • 定期的にホワイトニングを行う
  • 色素の強い飲食物を控える
  • 喫煙を控える
  • ご自宅でのケアを丁寧に続ける

といった工夫が大切です。当院では、お一人おひとりの状態に合わせたホワイトニングのペースや、生活面でのアドバイスもお伝えしています。

Q.市販の歯磨き粉でも歯を白くすることはできますか?

ホワイトニング効果をうたう歯磨き粉は数多く販売されています。これらは歯の表面の汚れや着色を落とす効果はありますが、歯の内側から白くすることはできません。そのため、「思ったほど白くならない」と感じられる方が多いのが現実です。

歯科医院で行うホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯の内側から白くしていくため、効果を実感しやすく、自然な白さに整います。

Q.差し歯や入れ歯もホワイトニングで白くできますか?

ホワイトニングは、もともと生えているご自身の歯(天然歯)を白くする方法です。差し歯・入れ歯・セラミック・銀歯などの人工物は、薬剤では白くなりません。人工の歯を白くしたい場合は、その素材自体を新しいものへ作り替える必要があります。詳しくは、審美治療のご相談時にお話しさせてください。

妊婦歯科健康診査のQ&A

Q.妊娠中は赤ちゃんにカルシウムを取られるから、歯が悪くなるの?

「お腹の赤ちゃんにカルシウムを取られて、お母さんの歯が悪くなる」という言い伝えを耳にされたことがあるかもしれませんが、実際には、すでに歯になっているカルシウムが赤ちゃんに移ってしまうことはありません。

  • 妊娠中に虫歯や歯周病が増えやすくなるのは、
  • ホルモンバランスの変化で歯肉が腫れやすくなる
  • つわりで歯磨きが十分にできない
  • 食事の回数や間食が増える
  • 唾液の性質が変化する

といった要因が組み合わさっているためです。ご自身でできるケアと、歯科医院での検診を組み合わせて、上手に乗り切りましょう。

Q.妊婦の歯周病が早産などに関係するって本当ですか?

はい、関係が指摘されています。

重度の歯周病がある妊婦さんは、そうでない方に比べて、低体重児出産や早産のリスクが高まることが報告されています。喫煙や飲酒よりも高いリスクとなる場合もあるとされており、妊娠期だからこそ、お口のケアを大切にしていただきたいと考えています。安定期に入ったら、一度は妊婦歯科健診を受けていただくことをおすすめします。

Q.妊娠中にカルシウムを多く摂ると、歯の強い子どもが生まれますか?

カルシウムは赤ちゃんの歯や骨の発育に必要な栄養素のひとつですが、「カルシウムだけをたくさん摂れば歯が強くなる」というものではありません。

歯や骨は、カルシウム・タンパク質・ビタミン類など、さまざまな栄養素がバランスよく組み合わさることで形成されます。バランスのよい食事を心がけることが、お母さまにとっても赤ちゃんにとっても大切です。

歯列矯正のQ&A

Q.矯正治療は、歯を抜かないとできませんか?

すべての方が抜歯を必要とするわけではありません。

歯を並べるスペースが足りない場合に抜歯が選択肢となることがありますが、お口の状態によっては、

  • 歯を奥にずらしてスペースをつくる
  • 歯と歯のあいだを少しずつ削ってスペースを確保する
  • 顎の成長を利用する(お子さまの場合)

など、抜歯をせずに治療を進められる方法もあります。検査と診断のうえで、できるだけ歯を残せる方法をご提案します。

Q.目立たない矯正装置はありますか?

はい、ございます。代表的なものとして、

  • 透明なマウスピース型の矯正装置
  • 歯の色に近いセラミックブラケット
  • 白色のホワイトワイヤー

などがあります。当院では、お一人おひとりの歯並び・ご希望・ライフスタイルに合わせて、最適な装置をご提案しています。

Q.矯正治療に年齢制限はありますか?

矯正治療に上限の年齢はありません。健康な歯と歯肉があれば、何歳からでも始めていただけます。実際、40代・50代以降に矯正治療を始められる方も増えています。

ただし、歯周病などの状態によっては、まず歯肉の治療を先行させてから矯正に進むなど、お口全体のバランスを考えた治療計画が必要になります。

Q.子どもの矯正治療はいつ始めれば良いですか?

お子さまの矯正治療には、大きく分けて2つの時期があります。

ひとつめは、乳歯から永久歯に生え替わる時期(6〜10歳ごろ)に行う1期治療です。顎の成長をコントロールし、永久歯がきれいに並ぶスペースをつくっていくことが目的です。ふたつめは、永久歯が生えそろってから行う2期治療で、本格的な歯並びの仕上げを行います。

ただし、最適な開始時期はお子さまの成長スピードや歯並びの状態によって異なります。「子どもの歯並びが気になる」と感じられた時点で、一度ご相談ください。

Q.矯正治療の痛みはどれくらいですか?

矯正装置を装着した直後や、ワイヤーを調整した直後の数日間は、歯が動くことによる違和感や軽い痛みを感じることがあります。多くの場合は2〜3日で落ち着き、おおむね1週間ほどで慣れていきます。

最近の矯正装置は痛みが軽減されるよう改良が進んでおり、以前のような強い痛みを感じる方は少なくなっています。痛みが強い場合は、装置の調整や鎮痛剤の処方で対応いたしますので、遠慮なくお知らせください。

親知らずの抜歯のQ&A

Q.抜歯後の痛みはどの程度ですか?

痛みの程度には個人差がありますが、麻酔が切れてから2〜3日ほど続くことが多く、1週間ほど続く場合もあります。

当院では痛み止めを処方しておりますので、歯科医師の指示に沿って服用してください。痛みがなかなか治まらない場合や、徐々に強くなっていく場合は、お早めにご相談ください。

Q.抜歯後は何日ほど腫れが続きますか?

腫れも痛みと同じく個人差がありますが、抜歯後48〜72時間後にもっとも腫れが強くなる方が多く、1週間ほどで落ち着いていきます。

当院では、抜歯後の腫れや痛みをできるだけ抑えられるよう処置に工夫を凝らし、アフターケアにも力を入れています。腫れがひどく耐えられない場合は、お早めにご相談ください。

Q.初診でも親知らずの抜歯は受けられますか?

親知らずの生え方には個人差があり、適した治療方法も人によって異なります。まずはお口の中の状態を確認し、安全に抜歯が行えるかを判断する必要があります。

そのうえで、診療枠が空いていれば初診の方でも対応可能です。状況によっては後日のご予約となったり、安全面を考慮して連携先の高度医療機関をご紹介させていただいたりすることもあります。あらかじめご了承ください。

親知らずに関するお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

顎関節症のQ&A

Q.以前顎関節症になったことがあります。再発することはありますか?

顎関節症は、寛解と悪化を繰り返す特徴があり、再発のリスクもある疾患です。再発を防ぐためには、

  • 食いしばりや歯ぎしりなど、原因となる癖を見直す
  • ストレスをためすぎない
  • 頬杖などで姿勢を崩さない
  • 硬すぎるものを片側だけで噛まない
  • 必要に応じてマウスピースを使用する

といった生活習慣の改善が大切です。再発の予兆を感じたら、早めにご相談ください。

Q.子どもでも顎関節症になることがありますか?

はい、お子さまでも顎関節症を発症することがあります。

以前は中高年に多い疾患とされていましたが、近年では成長期のお子さまや若い世代にも増えてきています。お子さまの場合は、噛み合わせ・顎の成長・癖(うつ伏せ寝、頬杖、片噛みなど)・ストレスなどが原因となることが多いです。

「あくびのときに顎が痛い」「口を開けるときに音がする」など、お子さまから訴えがあれば、まずは一度ご相談ください。