児玉先生の歯科に対する考え方
WAY OF THINKING
児玉先生の歯科に
対する考え方
WAY OF THINKING
「歯は一生を通じて変化する器官です」
歯はあたりまえのように毎日使います。
睡眠時は毎日ほとんどの方が食いしばったり歯ぎしりをして歯に力をかけています。
また経年変化で支えている骨は少しずつ少なくなります。
歯周病に罹患してしまうと歯槽骨は減り、歯は動きやすくなります。
歯が動くとかみ合わせが変わります。
虫歯になり治療をすれば歯を削りますので今までとは全く同じかみ合わせではなくなり力のかかり具合も変わります。
もし親知らずがあれば、のちのち後ろから押してきて前歯の歯並びが変わってくることがあります。
といったように歯は一生を通じて変化する器官だと考えています。
虫歯や歯周病、義歯の治療をしたらそれで終わりではなく「定期的」で「長期的」な管理が歯には必要だということです。
また治療した歯はそれなりにダメージを受けます。神経を失った歯は血流も一緒に失います。
血が通わなくなった歯は健康の歯と比べて壊れやすくなります。
日々のブラッシングが重要なのは明らかですが、いつ歯が壊れる可能性があるかと考えると、寝ている時の無意識下で行われる食いしばりや歯ぎしりによる力だと考えています。日中の食いしばりの癖もしかりです。
要するに「かみ合わせ」とそれに伴う「力」が重要だということです。
虫歯や歯周病にならないようにする定期的な管理と、かみ合わせの変化に対する管理をし、患者さまの快適な生活の一助ができれば嬉しく思っております。